ウェブ版との違いは?:沈黙のWebライティング: Webマーケッターボーンの激闘
今でも色あせないデジタルマーケティングの名著。この本から、ブログやマーケティングに興味を持った人は絶対、多いはず。ディレクターズカット版は、Webバージョンと、どこが違うのでしょうか?
この本を手に取ってほしい人
・Web版との違いを知りたい人
「この本を聞いたことはあるけど、無料のWeb版と、どうちがうんだろう。」
この記事で分かること
①正直、Web版で大丈夫な理由。
②それでも必ず読んでおくべき理由
③感想
本の概要
Webマーケティングの実用入門書!
人気コンテンツに解説記事を加えて書籍化
数多のWebサイトを救ってきた
伝説のWebマーケッター「ボーン・片桐」が活躍するストーリーを通じて、
Webマーケティングの基本や考え方を学ぶ実用入門書。
本書は、Web上で連載され大人気を博したコンテンツの書籍化企画です。
【ストーリー紹介】
ヒロイン・松岡めぐみの父親が経営するオーダー家具の販売会社「マツオカ」。
そのWebサイトは、ある理由から検索結果の表示順位が急激に低下する。
マツオカの売り上げは激減し経営危機に瀕したとき、
めぐみの前に謎のWebマーケッター「ボーン・片桐」が現れる。
沈黙のWebライティング ?Webマーケッター ボーンの激闘?〈SEOのためのライティング教本〉
- 作者: 松尾茂起,上野高史
- 出版社/メーカー: エムディエヌコーポレーション
- 発売日: 2016/11/01
- メディア: 単行本
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無料Web版
①正直、Web版で大丈夫な理由
この本の悩みどころは、無料のWeb版を読んだ後に、書籍を買うかどうか・・・というところでしょう。
結論としては、Web版で大丈夫です。
なぜなら、書籍版で加筆されている部分は、だんだんと情報が古くなっているからです。書籍化の弊害ですね。
2018年7月に「Googleアドワーズ」も「Google広告」に名称が変更されました。当然この本では「アドワーズ」のままです。流れのはやいデジタルマーケティング業界、技術面に関しては、少し遅れが出ているかもしれません・・・
また、この本は、Kindle版で2,200円です・・・
技術的なことを学ぶのであれば、無料のGoogleAdsアカデミーや、その他の書籍を買って勉強した方が良いと思います。
https://skillshop.exceedlms.com/student/catalog
②それでも絶対に読んでおくべき理由
Web版でも読んでおくべき理由は2つあります。
1.全員が読んでいるから
僕はデジタルマーケティングの会社に内定を頂いていますが、社員は例外なくこの本の知識をもっています。
また、ブログ界で有名な「マナブログ」でもおススメに紹介されるなど、基本的にマーケティングでお金を得ている人は、この本を一読している人でしょう。つまり、色あせない本質が書かれています。
https://manablog.org/affiliate-books-basic/
2.本質が書かれているから
この本での本質とは、「数字の裏の人間を考える」ということ、「ストーリーテリング」この二つです。
例えばスティーブ・ジョブズはストーリーテリングで威力でiPhoneを世界に広めました。
僕もマーケティングを勉強し始めて、いたるところで、この言葉を目にします。技術的には古くなっても、本質的な基礎を楽しく勉強できるところに、この本の価値があると言えます。
マイナス面もお伝えしましたが、必読であることに変わりはありません。おすすめです。
③感想
すこし愚痴です。昔、1万円する情報商材を買いました。中身は沈黙のWebマーケティングそのままでした。それだけこの本が優れているのか、、、買ってしまった時点で、売り手の手のひらの上でしたね。勉強代だと思っておきます。。。