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【最初に読むべき】書評:コンサル一年目が学ぶこと【ビジネス書】

新卒が読むべきビジネス書って何でしょうか、僕はこの本をおすすめします。理由をかんたんに説明します。

 

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この本を手に取ってほしい人

 
・はじめてビジネス書を選ぶ社会人

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「一番初めに読むべきビジネス書って、結局どれがいいんだろう??」

 

 

この記事でわかる、本のポイント

①新卒が「持っていないもの」がわかります

②新卒が本当に「学ぶべきこと」がわかります

③15年後も使える技術が載っています。

 

内容紹介

 

新人からベテランまで今日から使える、外資系コンサル出身者が
必ず身に付けているベーシックスキルを30個に厳選!
つまり、職種・業界が変わっても通用し、また、リーダーの立場や
経営者の立場になっても通用していることを挙げてもらいました。
 
それこそが、 15年を経て磨かれ光り輝くようになった
ダイヤモンドの原石にあたるようなスキル・経験だからです。
 

 

コンサル一年目が学ぶこと

コンサル一年目が学ぶこと

 

 

①新卒が「持っていないもの」がわかります

自分を知るということは大事です。
このことが書かれていないビジネス書はありません。
1000年前の戦略から、最近のゲームの攻略本まで、全ての学びに共通しています。
 
 
そもそもマーケターの仕事って、自分や、顧客の商品を分析して、販売する仕事です。
新社会人としての活躍を言い換えると、自分を販売するということだ。というのは、言いすぎでしょうか。
そこで新社会人として目標があるなら、自分を知ることから始めるべきだ・・・という仮説が成り立ちます。
 
この「コンサル一年目が学ぶこと」では、新社会人が絶対起こす失敗談とともに、新社会人が持っていないことが書かれています。
 
目標を達成できず、だらだらと引き延ばしにして、あとで死ぬほど怒られる・・・などは、誰にでも心当たりがあるのではないのでしょうか。
そういった「新卒あるある」に焦点が当たっており、自分を客観的に見ることができます。
 

②新卒が本当に「学ぶべきこと」がわかります

新卒が勉強すべきことって多いですよね。優先順位をつけることすらままなりません。僕も今、入社前から必死こいて勉強しています。
 

本書では、勉強すべきことに優先順位がふられています。

1.コミュニケーションで大事なこと
2.数字、ロジック
3.仮説思考
4.効果の大きいテクニック

 

この優先順位は人によって変わるかもしれません。しかし、これからの時代、普遍的で、絶対に腐らないスキルに優先順位をつけてくれる本書は、はじめてのビジネス書として最適だと思います。
 
それぞれの章末には、筆者おすすめ本が書いてあり、自分に必要な知識を深めることもできます。
自分の知識のベースをつくるのに、もってこいですね!
 

③15年後も使える技術が載っています。

本書には、これからの時代で腐らない知識のベースが載っています。

 

例えば仮説思考という言葉は、最近ではベンチャー界隈で知らない人はいません。ブームを巻き起こした本として、「イシューからはじめよ」が挙げられます。

 

イシューからはじめよ――知的生産の「シンプルな本質」

イシューからはじめよ――知的生産の「シンプルな本質」

 

「イシューからはじめよ」を最も優れたビジネス書に挙げる人も多いですね。それほど、仮説→検証という思考法のインパクトが大きかったのだと思います。

おなじみのPDCAも、仮説思考の親戚ですね!

 

ですが、いきなりPDCAの方法論を本から学び、実践する場を作ることが難しいと感じるているかもしれません。

「イシューからはじめよ」は、仮説思考に触れたことがあり人向け・・・つまりはじめて読むビジネス本としてはハードルが高いと感じています。

 

本書はそのぶん手軽に読むことができます。なおかつ、現在社会を動かしている仕事の方法や、思考の方を勉強できる本は、言うほど多くないと思います。

 

 

まとめ

個人的には、最初に読むべきビジネス書は、流行り廃りのない本質が書かれものを手に取るべきだと思います。

英語を勉強するときに、基本の100単語を記憶するようなもので、

最初にベースとなる単語を覚えておけば、あとの学びがスムーズにいきますよね!

正直、本書を読んだからといって、すぐに活躍できる社会人にはなりませんが、正しい努力のベースを作ってくれる良書です。